審美歯科と矯正歯科は、切っても切り離せない、密接な関係にある歯科であるといえるでしょう。
矯正歯科というのは、数ある歯科の診療科のひとつであって、不正咬合や顎変形症などを治療する、専門の診療科のひとつです。
矯正歯科という、専門の診療科が存在するのは、それだけ歯科矯正というものが、わたしたちにとって大切なものであるからであることと、それだけの技術力を必要とするからです。
不正咬合と呼ばれる、いわゆる歯並びが悪いことやかみ合わせの悪いことを表す全般的なものを指す言葉ですが、不正咬合と診断されるものはたくさんあります。
不正咬合の種類については、以前にも紹介しましたが、でこぼこ歯・乱杭歯(らんくいば)・八重歯や、空隙歯列(くうげきしれつ)俗称で言えばすきっ歯や、上顎前突(じょうがくぜんとつ)俗称で言えば出っ歯、下顎前突(かがくぜんとつ)反対咬合(はんたいこうごう)俗称で言えばうけ口、上下顎前突(じょうげがく然とつ)口元の突出や、開咬(かいこう)前歯で噛めない状態や、過蓋咬合(かがいこうごう)噛み合わせが深すぎる状態や、かみ合わせが曲がっている状態や顎変形症などがあります。
この不正咬合を治すことは、審美歯科にとっても大きな課題のひとつであり、どれだけ白い美しい歯にしても、歯並びが悪かったり、かみ合わせが悪かったりしたら、美しい口元であるといえませんし、このようなトラブルを口腔内に抱えていては、口腔内に汚れが溜まりやすくなったり、細菌が繁殖しやすくなったりしてしまう可能性が高まるので、健康にして美しくするという審美歯科の考え方からも反することになります。
歯や口元というのは、ずっと隠しながら生活できるという場所ではありません。
人と話すにしても、食事をするにしても、口元というのはどうしても人の目に付きやすい箇所であるといえるでしょう。
そのため、その部分にトラブルやコンプレックスを抱えていると、人と会うのがイヤになってしまったり、無口になったり、笑顔がなくなったりしてしまいます。
そのような状態は精神的にもよくありませんので、審美歯科と矯正歯科を上手に利用して、自信の持てる口元を目指しましょう。
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